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松井秀樹日記

成年後見19-遺言執行2

2011.5.2 五月晴れ

先週、今年初めに亡くなった方の遺産の遺言執行を行いました。
今回も蔵書の寄贈の仕事です。2回の寄贈によって、約100冊の洋書等が都心に
ある大学の図書館に収まることになりました。これは正直嬉しいです。

が、まだ1万冊前後が残っています。
現在は、東京にある大学の研究センターに問い合わせ、洋書関係は
そこにできるだけ多く引き取ってもらう交渉を始めています。

しかし、蔵書寄贈の遺言執行をやってみて痛感するのは、現代は本が
溢れている時代になったということです。日本は豊かになったのです。
東京にある最近リニューアルした図書館にも複数あたってみましたが、
古い本はまったく必要とされていなく、新しい本が欲しいということでした。
図書館は保存庫ではないので、古い文献などはいらないということのようです。

私としては故人が心血を注いで集めた洋書関係はできるだけ大学等に
引き取ってもらいたいと望んでいますが、果たしてどこまでいけるか・・・

がんばろう。

 

投稿者 司法書士 松井秀樹 (2011年5月 2日 16:26) | PermaLink

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