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松井秀樹日記
成年後見6-成年後見法世界会議
2010.10.6 午前11時30分 晴れ
10月2日から4日までの三日間、パシフィコ横浜で、わが国初の成年後見法世界会議が開催されました。
私も受講者として参加しました。
参加国はドイツ・イギリス・オランダ・アメリカ・カナダ・オランダ・オーストラリア・韓国・台湾・
シンガポール・サモア・日本であったと記憶します。
この会議では成年後見に関するあらゆる論点が議論されたということです。
分科会は8つ開催され、私は「医療同意」と「後見人への公的支援組織」に参加しました。
医療同意の分科会でとても印象的だったのは、ドイツでは、後見人に医療同意
に関する権限を認めているようですが、重大な医療行為については、後見人は
裁判所に同意していいかどうかについての許可を申し立てることができ、この
裁判所の関与の真の目的は、後見人を守るためだということでした。
つまり、重大な医療行為に同意した後見人の判断が間違っていたとして
争いになった際に、その判断に裁判所がおすみつきを与えたことで
後見人に損害が及ばないようにするためだということでした。
さすが、ドイツだと思った次第です。
10月2日から4日までの三日間、パシフィコ横浜で、わが国初の成年後見法世界会議が開催されました。
私も受講者として参加しました。
参加国はドイツ・イギリス・オランダ・アメリカ・カナダ・オランダ・オーストラリア・韓国・台湾・
シンガポール・サモア・日本であったと記憶します。
この会議では成年後見に関するあらゆる論点が議論されたということです。
分科会は8つ開催され、私は「医療同意」と「後見人への公的支援組織」に参加しました。
医療同意の分科会でとても印象的だったのは、ドイツでは、後見人に医療同意
に関する権限を認めているようですが、重大な医療行為については、後見人は
裁判所に同意していいかどうかについての許可を申し立てることができ、この
裁判所の関与の真の目的は、後見人を守るためだということでした。
つまり、重大な医療行為に同意した後見人の判断が間違っていたとして
争いになった際に、その判断に裁判所がおすみつきを与えたことで
後見人に損害が及ばないようにするためだということでした。
さすが、ドイツだと思った次第です。
投稿者 司法書士 松井秀樹 (2010年10月 6日 11:28) | PermaLink
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